のんびり世界を眺めて

31歳で希少がんステージ4が発覚した病弱だけど楽天家な妻と、仏様のように優しいサラリーマン夫の日常

子どもを授かれたら

そわそわ。

 

高温期7日目。ちょっとした体の変化に気持ちが振り回されて、そわそわし始める時期。朝も5時ごろに目が覚めてしまう。

 

ついこの間まで、抗がん剤の影響から生理が止まり更年期のような症状に悩まされていた。そのまま閉経する可能性も覚悟しなくてはいけないと不安だったけれど、ようやく戻ってきた!まだ子どもをもてるチャンスがある!その事実だけでものすごく嬉しくて、うれしくて。

 

けれど、一歩前進できた途端に欲が出る。もうすぐ32歳。まだ若いつもりでいるけれど、万が一病気が再発したら次の治療ではもう子どもをもつチャンスがなくなる可能性が格段に上がる。その前に何としても子どもがほしい。旦那さんや両親に子どもの顔を見せてあげたい。何より私が会いたい。

 

今後、子どもをしっかり育て上げられるか、旦那さんの負担にならないのか、私の体は大丈夫なのか、生まれてくる子どもに何か影響はでないのか、考えはじめればきりがない。今の段階で本当は無責任にほしいなんて言ってはいけないのかもしれない。けれど、理屈じゃないんだ。

 

ようやく大好きな人と結婚できたんだもの。妊孕性が低下しているのは承知している。何かとリスクが大きいのも知っている。けれど、もし、幸運に幸運が重なって子どもを授かることができたなら、私は不安より何より、心の底から喜ぼう。ありがとう‼と何度でも言おう。