のんびり世界を眺めて

31歳で希少がんステージ4が発覚した病弱だけど楽天家な妻と、仏様のように優しいサラリーマン夫の日常

退院、負けたくない

一週間ほど前に無事に退院した。

結局、長い間水に浸かっていた肺は膨らみきらず、胸膜癒着術はしないことになった。水が溜まったら外来で注射器みたいなもので抜いていくらしい。

そして、今日から放射線治療で頭にできてしまった病変を治療する。約一週間。顔のしびれや痛み、視力の低下が改善することを信じて。

 

今後は自宅で水を少しでも貯めないように、ある程度動いて肺を膨らませるようにした方が良いと言われ、頑張りたいと思う。けれど、身体が鉛のように重くて苦しい時間が続くと、心が折れそうになる。

 

でも、ここで諦めたくない。私はひとりじゃない。痛くて、辛くて、そんな時は怖くて仕方がないけれど、何としても生きていたい。

 

また、いろいろな場所に行くんだ。

楽しく生活するんだ。

愛する夫と一緒に過ごすんだ。

少しずつでも、ほんの少しずつでも前進するんだ。